【新車紹介】日産 | サクラ
こんにちは。
ニシズの照屋です。
2022年5月20日、日産自動車からついに軽の新型EV(電気自動車)が発表されました。
日産は2010年に世界初となる量産型EV「リーフ」を展開していますが、軽自EVに関しては今回の「サクラ」が初となります。
今回は琉球日産さんから「サクラ」をお借りできたので、そのレポートをお届けします♪
日産サクラとは
日産サクラはハイトワゴンタイプの軽自動車で、乗車人数は4人となります。
最新技術が投入されている “電気自動車” なので、他の軽自動車(ガソリン車)と比較して車両本体価格が高く、
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グレードX・・・2,399,100円
グレードG・・・2,940,300円
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という価格設定となっています。
しかし、補助金を適用することで実質180万円を切る価格となっており、クルマの乗り換えを検討している方の選択肢へぐっと近づきました。
『今まで培った電動化技術を結集させ、日本の電気自動車、
軽自動車の歴史に、新たな1ページを刻むモデルです』
日産自動車の社長がこう発表しているように、かなり気合の入ったクルマとなっています。
今回ご紹介させていただくのは「G」というグレードとなります。
近未来の雰囲気がある外装デザイン
外装は、日産のアリアなどの最新モデルと近いデザインとなっており、近未来感が漂う雰囲気となっています。
かなりスマートなデザインに仕上がっているのではないでしょうか。
内装の質感は他の軽自動車に比べて頭1つ飛び抜けている
同じハイトワゴンタイプで日産デイズがあり、そちらも内装が良いという声が多く人気のクルマとなっています。
その日産デイズよりも明らかに1つ上の上質感。
電気自動車だから今回特別なのか!?それとも軽自動車のレベルがここまで上がったのか!?
どちらにせよ、生活の足としてのクルマというだけでなく、運転していて「ワクワク」するクルマであることは間違いありません。
後部座席も足元が広いのでゆったりできます
手もこんなに伸ばせますよ~☺
シートを倒すとこんな感じ♪
フルフラットにはならないものの、荷物が沢山積めれそう!
ゴールドのラインが上質に感じさせます
ハンドルまわりはこんな感じ♪
インストスライドボックスとドリンクホルダー
アドバンスドドライブアシストディスプレイ
パワースイッチ
パソコン等で見かける電源マークと同じ!
充電ポート
上が普通充電 下が急速充電
気になる走行距離は!?
日産サクラは完全な電気自動車なので、ガソリンを入れる代わりに電気自動車充電スタンドでの「充電」が必要となります。
メーカーが発表している数値でいくと、満タン充電からの航続距離は180kmということです。
※ちなみにバッテリー総電力量は20kWhと日産リーフの半分程度
180km「も」走れるのか!?
180km「しか」走れないのか!?
これは日頃のクルマの使い方次第で大きく印象が変わってくるところですね。
ちなみに夏場にエアコンを使用したり、急発進が多い走行となると必然的に航続距離は短くなります。
リアルな航続距離は140~160kmくらいではないかという声が多くあがっています。
ちなみに充電時間は、
自宅などに設置されているタイプの普通充電で約8時間。
高速道路のSA/PAなどに設置されているタイプの高速急速充電であれば30分で満タンの約50%が充電されます。
沖縄で日産サクラを使用する想定をするとこんな感じでしょうか。
[走行イメージ]
○ 往復約60km・・・沖縄市登川〜那覇市(県庁前) → 2日に1回充電が必要
○ 往復約70km・・・沖縄市登川〜瀬長島(ウミカジテラス) → 2日に1回充電が必要
△ 往復約80km・・・沖縄市登川〜豊見城市洲崎(あしびな〜)→ 1日に1回充電が必要
△ 往復約90km・・・沖縄市登川〜名護市(ネオパーク) → 1日に1回充電が必要
× 往復約100km・・・沖縄市登川〜名護市(カヌチャ) → 寄り道したら途中で充電が必要になる可能性大
× 往復約120km・・・沖縄市登川〜本部町(美ら海水族館) → 寄り道したら途中で充電が必要になる可能性大
という感じでしょうか。
沖縄は小さい島なので、中部〜南部あたりへの通勤などで使用する場合は特に問題はなさそうです。
北部への通勤やドライブに関しては、充電が持たず途中で急速充電を行う必要が出てきそうです。
※走行イメージはあくまで参考です。渋滞や使用する状況によって航続距離は異なります。
日産サクラの価格は!?補助金や免税などはどうなる!?
補助金について
日産サクラの価格は先述した通り、
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グレードX・・・2,399,100円
グレードG・・・2,940,300円
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といった価格設定となっております。
それから国の補助金として、
・令和3年度補正予算「クリーンエネルギー自動車・インフラ導入促進補助金」
・令和4年度予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」
など、最大55万円の補助金を活用できます。
※補助金についての詳細は「次世代自動車振興センターのWebサイト」をご覧ください
さらに、
・エコカー減税
として15,600円の減税。 ※グレードGの場合
さらにさらに、自治体の補助金を活用すればもっとお得に購入できるのです!!
しかし…沖縄での補助金はいまのところ情報なし…
東京で購入する場合は45万円の補助金が活用できるということで、地域によって購入価格は異なりそうです。
ちなみにこれらの補助金はクルマを購入する場合だけではなく、スーパー乗るだけセットなどのカーリースにも適用されます。カーリースなら日産サクラもハードル低く乗れそうですね♪
税金の免税について
軽自動車を維持するにあたって、納税義務が課されている税金は3種類あります。
・軽自動車税
・自動車重量税
・環境性能割
それぞれ日産サクラがどのような感じで優遇されているか見てみましょう。
□軽自動車税□
1年目・・・・・0円(免税)
2年目・・・・・2,700円(グリーン化特例で75%軽減)
3年目以降・・・10,800円
軽自動車の場合、通常であれば毎年10,800円の自動車税を支払う必要があります。
日産サクラの場合は1年目は免税、2年目はグリーン化特例で75%免税となり、3年目から通常の税金となります。
2024年5月9日追記:
令和5年4月よりグリーン化特例の概要が変更になっております。詳細はこちらをご確認ください。
□自動車重量税□
5年間・・・・・0円(免税)
6年目以降・・・車検ごとに5,000円
日産サクラは電気自動車なので、エコカー減税が適用され、5年間の重量税が免税となります。
6年目以降は、車検ごとに5,000円が課税されます。
□環境性能割□
購入時にかかる税金・・・・0円(非課税)
環境性能割とは、クルマを購入した方に対して課税される税金のこと。
税率は、環境負荷軽減(燃費基準値達成度など)に応じて、非課税、1%、2%、3%の4段階に分かれています。
日産サクラは最も優遇された非課税となります。
まとめ
日産から2022年5月20日に発表された軽規格の電気自動車。
航続距離が180km(実際は140~160kmと予想)ということで、購入を検討される方は限定されるかと思います。
しかし、本記事をご覧になって「自分は条件に合いそうだな…」と感じた方は一度実車を見て試乗されることをオススメします。
それくらい完成度の高いクルマだと感じました。
日産サクラをオススメできる方
・1日往復90km以内の通勤などで使用する方(これ以上走行すると突発的な用事が出来た際に不安になるかも…)
・1日140km以内の範囲で買い物やお子さまの送迎などで使用する方
・メインのクルマが別であり、日産サクラはセカンドカーとして検討している方
・休日にヤンバルなど遠くまであまりお出かけしない方
・自宅または自宅の近くに充電スタンドを設置できる方
※電気自動車の便利なところは「寝ている間に充電が完了する」という点です。自宅に充電スタンドが無ければ快適な利用は難しいかもしれません…
日産サクラをオススメできない方
・1日往復100km以上の通勤で使用する方
・家族で日産サクラ1台のみでの使用を考えている方
・休日にヤンバルなど遠くへお出かけする方
・自宅や自宅の近くに充電スタンドを設置できない方
気になっている方はぜひ遊びに来てくださいね〜♪
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